唯だひとつ 永きに弥る ものがたり

ポケモン剣盾における構築記事やメモ落とします。

【S2メモ】すくいハピラッシャ〔ポケモンSV〕



 ○構築概要

 

コンセプト:ヘイラッシャハピナスによる詰ませ。

基本選出:ドラパルト(orウルガモス)+ヘイラッシャハピナス

軸の設定

 ステロ展開や攻めサイクル、一致テラスタルの押し付けなど、様々な構築を触ったがどれも手に馴染まず、自分が扱える汎用高速アタッカー+数値受けのサイクルを組む事にした。スイーパーには型の秘匿性と初速が担保されているドラパルトを、数値受けにはそれぞれヘイラッシャハピナスを採用して基本選出とした。☆はドラパルトが対面不利を取り、構築単位で重くなりがちであったへの明確な回答となり、ハピナスは投げつけるの採用により相手のトリックに依存しない汎用性が担保されている事を、それぞれ高く評価しての採用。

補完

 ドラパルトが対面不利を取る相手のドラパルトに対し、型が不明な状態でもある程度後投げが安定するを採用。純正受けが採用するドヒドイデは使用難度が高いと感じた為、採用を見送った。尚、キョジオーンTODを行う選択肢が増えた為、汎用性をあまり落とさない純正受けへの緩やかな回答とした。翻って相手のキョジオーンへの対策としては隠密マントを持たせたサーフゴーを選択した。最後に、処理が面倒な相手のサーフゴーの牽制と、数的有利を取りやすく天然勢への回答となり得るウルガモスを採用し、PTの補完とした。

○調整など

ドラパルトドラパルト@鉢巻〔妖〕

アロー/妖テラバ/不意/蜻蛉

163-189(252+)-96(4)-×-95-194(252)

テラス権誘発力

特性による身代わりの無償化

テラスタイプは龍ミラーへの回答と一貫のつくりやすさから。

 

ヘイラッシャヘイラッシャ@ゴツメ〔妖〕

ウェブタ/地割れ/寝言/眠る

257(252)-121(4)-182(244+)-×-86(4)-56(4)

明確な積み、高火力への回答

相手の選出への縛り

テラスタイプはセグレイブと流星群連打での詰み回避の為。

 

ハピナスハピナス@電気玉〔悪〕

放射/瞑想/投げつける/産み

331(4)-×-62(252)-95-204(252+)-75

最も汎用性の高いクッション

投げつけるによる起点回避+後続への負荷

テラスタイプはサイコシとルミコリを受けない為。

 

キョジオーンキョジオーン@残飯〔妖〕

塩漬け/身代わり/守る/再生

207(252)-121-198(236+)-×-110-58(20)

詰ませ性能・TOD性能

型判別・様子見

テラスタイプはセグレイブと特殊ドラパに抗う為。

 

サーフゴーサーフゴー@マント〔飛〕

ゴルラ/シャドボ/巧み/再生

191(228)-×-149(164+)-153-111-119(116)

崩し①

対キョジオーン専用兵器

 

ウルガモスウルガモス@眼鏡〔炎〕

オバヒ/炎舞/ギガドレ/さざめき

161(4)-×-85-187(252)-125-167(252+)

崩し②

対ラウドボーン、ヘイラッシャ専用兵器

○所感

 最終日前日に11万位から4桁までノンストップで連れてきてくれた。ハピナスやキョジオーンを突破できないPTからレートを奪っていただけだったが、今月使用したどの並びよりも手に馴染んだ。敗因はヘイラッシャが受からない鉢巻地面テラスガブリアスとアンコール絡みのプレミのみだったので、初手のガブリアスへのリスクへの付け方を始めとするプレイングが確立されていればもっと勝てたと思う。少なくとも構築の軸はしっかりしていたので、来期以降は受ける構築は弱いという先入観を捨てて、環境に刺さる高速スイーパーとクッションの在り方を考察しながら対戦数をこなしたい。

 今期学んだのは選出段階でどのポケモンにテラスタル権を切るか、ある程度念頭に置いておく事。

 

2023年2月1日 みえい