トップ記事
↑素晴らしいヘッダーは、古くからご支援頂いているまろふぁさんから。
はじめまして、みえいと申す者です。
趣味でポケモンはじめましたが、強い人の構築記事を読んで自分も一生懸命ランクマしてみたくなり、8世代シーズン6からランクマに潜ってます。結果を残すのって難しいんだなあ、と思う今日この頃です。
このブログでは毎シーズン使用した構築を「メモ」として残しており、中でも構築を詰めたシーズンは「思考整理」・「構築記事」という形で、1シーズンの思考の跡を綴っています。拙いコンテンツですが、もし目に留まることがあれば、ご一読頂けたら嬉しいです。
最後にこのブログの名前の由来だけ。もともと「みえい」というHNは、以前自身が使用していたPN「弥永唯(いやながゆい)」を音読みして誕生しました。そんなわけでこの3つの漢字に愛着があり、なんとかしてブログタイトルに引っ張ってきたいという唯の自身の願望で表題「唯ひとつ永きに弥るものがたり」が誕生しました。意味は読んで字の如くといった感じですが、それに大きなこだわりはありません。
レート2000目指して頑張りたいと思います。
みえい
(アイキャッチ用)
【S2メモ】すくいハピラッシャ〔ポケモンSV〕
○構築概要
コンセプト:による詰ませ。
基本選出:(or)+
軸の設定
ステロ展開や攻めサイクル、一致テラスタルの押し付けなど、様々な構築を触ったがどれも手に馴染まず、自分が扱える汎用高速アタッカー+数値受けのサイクルを組む事にした。スイーパーには型の秘匿性と初速が担保されているを、数値受けにはそれぞれとを採用して基本選出とした。☆はドラパルトが対面不利を取り、構築単位で重くなりがちであった★への明確な回答となり、は投げつけるの採用により相手のトリックに依存しない汎用性が担保されている事を、それぞれ高く評価しての採用。
補完
が対面不利を取る相手のに対し、型が不明な状態でもある程度後投げが安定するを採用。純正受けが採用するは使用難度が高いと感じた為、採用を見送った。尚、でTODを行う選択肢が増えた為、汎用性をあまり落とさない純正受けへの緩やかな回答とした。翻って相手のへの対策としては隠密マントを持たせたを選択した。最後に、処理が面倒な相手のの牽制と、数的有利を取りやすく天然勢への回答となり得るを採用し、PTの補完とした。
○調整など
ドラパルト@鉢巻〔妖〕
アロー/妖テラバ/不意/蜻蛉
163-189(252+)-96(4)-×-95-194(252)
テラス権誘発力
特性による身代わりの無償化
テラスタイプは龍ミラーへの回答と一貫のつくりやすさから。
ヘイラッシャ@ゴツメ〔妖〕
ウェブタ/地割れ/寝言/眠る
257(252)-121(4)-182(244+)-×-86(4)-56(4)
明確な積み、高火力への回答
相手の選出への縛り
テラスタイプはセグレイブと流星群連打での詰み回避の為。
ハピナス@電気玉〔悪〕
放射/瞑想/投げつける/産み
331(4)-×-62(252)-95-204(252+)-75
最も汎用性の高いクッション
投げつけるによる起点回避+後続への負荷
テラスタイプはサイコシとルミコリを受けない為。
キョジオーン@残飯〔妖〕
塩漬け/身代わり/守る/再生
207(252)-121-198(236+)-×-110-58(20)
詰ませ性能・TOD性能
型判別・様子見
テラスタイプはセグレイブと特殊ドラパに抗う為。
サーフゴー@マント〔飛〕
ゴルラ/シャドボ/巧み/再生
191(228)-×-149(164+)-153-111-119(116)
崩し①
対キョジオーン専用兵器
ウルガモス@眼鏡〔炎〕
オバヒ/炎舞/ギガドレ/さざめき
161(4)-×-85-187(252)-125-167(252+)
崩し②
対ラウドボーン、ヘイラッシャ専用兵器
○所感
最終日前日に11万位から4桁までノンストップで連れてきてくれた。ハピナスやキョジオーンを突破できないPTからレートを奪っていただけだったが、今月使用したどの並びよりも手に馴染んだ。敗因はヘイラッシャが受からない鉢巻地面テラスガブリアスとアンコール絡みのプレミのみだったので、初手のガブリアスへのリスクへの付け方を始めとするプレイングが確立されていればもっと勝てたと思う。少なくとも構築の軸はしっかりしていたので、来期以降は受ける構築は弱いという先入観を捨てて、環境に刺さる高速スイーパーとクッションの在り方を考察しながら対戦数をこなしたい。
今期学んだのは選出段階でどのポケモンにテラスタル権を切るか、ある程度念頭に置いておく事。
2023年2月1日 みえい
2022/11/10(木)終焉のミエイ杯 ~豪傑集合の宴2~〔ヨロイ環境ルール仲間大会〕開催要綱
〇プロローグ
ポケモン勢の皆様ご無沙汰しております。ポケモンUNITE部所属、スプラトゥーンに浮気中のみえいと申します。ポケモン剣盾シーズン35も終了し、いよいよ名実共に終焉を迎える第8世代ですが、新世代への旅立ちの準備は皆様お済みでございますでしょうか。新情報も続々と発表され、まさにポケモン界隈には新たな風が舞い込んでいる最中であるかと存じます。しかしながら門出の春には残雪がつきもの。第9世代へと旅立つ前に、みえいと共にもう一度だけ、あの頃の思い出を共有しませんか。ミエイchからのポケモン剣盾シーズン最後のご提案でございます。
1. 主催・開催日時
大会名:終焉のミエイ杯 ~豪傑集合の宴2~
主催 :みえい(@Miei_pokemon | Twitter)
日時 :2022年11月10日(木) 22:00~23:59
2.ルール
ルール :ランクマッチシングルバトルシリーズ5ルールを参照(ヨロイ環境)
大会ID :175RB45W7
持ち時間:7分
総合時間:15分
対戦回数:最大15試合
参加条件:開催要綱をご確認いただけること。
3.エントリー方法
各自ゲーム内VS(バトルスタジアム)の「仲間大会を探す」で以上の大会IDを打ち込んで本大会を検索し各自エントリーを行ってください。一度本大会にエントリーすると、キャンセルができず、大会終了まで他の仲間大会に参加できない点にご注意ください。 尚、大会へのエントリーは当日22:59まで行うことができます。大会開始後はエントリーができない点にご注意ください。
4. 景品詳細
今回は優勝者にみえいバンギラス(孵化産◇色違い)を、上位入賞者(1-5位)に下記の配布 or みえい産禁伝を進呈申し上げます。
〔優勝者景品〕
◇バンギラス[♂]:通常特性/inサファボ/孵化産
〔上位入賞者(1-5位)景品〕
☆ゼルネアス[-]:通常特性/inマスボ/DA産
◇イベルタル[-]:通常特性/inプレボ/配布産
■ホウオウ[-]:夢特性/inプレボ/配布産 ※通常色
■ルギア[-]:夢特性/inプレボ/配布産 ※通常色
■ゼラオラ[-]:通常特性/inプレボ/配布産 ※通常色
5.諸注意(必読)
(懐かしの長い諸注意事項。何卒ご容赦。)
- スナイプ厳禁(純粋にバトルを楽しみましょう)
- Switchのポケモンソフト上でエントリーができるのは大会開始までです。
- 1度エントリーを完了するとキャンセルはできません。
- 同時に複数の仲間大会にエントリーすることはできません。
- パーティーの登録は仲間大会の開始時刻以降、最初の1戦を行う前に行います。
- 大会中パーティーを変更することはできません。お気を付けください。
- 対戦相手に対する誹謗中傷、改造個体の流用、故意の回線切断等の違反行為は絶対に行わないでください。万が一、このようなトラブルが発生した場合はみえいをはじめとした配信者の生放送枠コメント欄でのご指摘はご遠慮ください。
- トラブルの発生やルール違反の発生等にお気づきの方は、@Miei_pokemon | Twitterのダイレクトメールまでご連絡ください。
- ネットリテラシーには十分に注意してご参加いただけますと幸いです。
- 順位発表後、入賞・当選された方は順位確定通知の写メをみえい(@Miei_pokemon | Twitter)までお送りください。景品授与対象の参加者様の確認が取れ次第、上位の方から景品授与を行います。
- 当日はみえいch - YouTubeにて大会の様子を放送いたします。予めご了承ください。
- 大会の様子は自由に配信していただいて構いません。
- その他、ご不明な点があれば@Miei_pokemon | TwitterのTwitterダイレクトメールまでご連絡ください。
〇エピローグ
ご一読ありがとうございました。終焉のミエイ杯 ~豪傑集合の宴2~〔ヨロイ環境ルール仲間大会〕開催要綱でございました。
当日はこちらのチャンネルで久しぶりに大会の様子を生配信致しますのでこちらもよろしくお願い致します!
それではポケモン勢の皆様、当日お会いできる事を心よりお待ち申し上げております!第八世代最後の仲間大会、大いに楽しみましょう!
↑2年前にお友達に頂いた懐かしい針金アート。
2022年11月3日 みえい
【S30メモ】ホウオウバンギサイクル
おぼえがき。
○構築概要
コンセプト
とでサイクルしてかの一貫をつくる。
○調整など
ホウオウ@ブーツ
聖炎/ブレバ/身代わり/再生
213(252)-168(20)-135(196)-×-175(4)-114(28)
ダイマ誘発力
特性による身代わりの無償化
カイオーガ@スカーフ
潮吹き/熱湯/雷/冷B
175-×-111(4)-202(252)-160-156(252)
選出圧力。
一貫の作りやすさ。
バンギラス@チョッキ
ロクブラ/噛み砕く/冷P/地震
185(76)-204(252)-130-×-148(156)-84(20)
対黒バド・イベルタル・サンダー専用兵器。
豊富な技構成と特性による相手サイクルへの負荷。
ランドロス@珠
164-197(252)-111(4)-×-100- 157(252)
瞬間高火力の代名詞。
特性による自サイクルへの負荷軽減。
ナットレイ@残飯
ジャイロ/宿木/身代わり/守る
181(252)-114-152(4)-×-184(252)-22
潤滑油。
身代わりと守るによるDMターンの管理。
ポリゴン2@輝石
冷B/イカサマ/スピスワ/再生
191(244)-×-116(44)-125-157(220)-58
汎用クッション。
スピスワによる切り返し。
W伝説環境は一生バンギランドナット回してました。
2022年6月1日 みえい
【S27思考整理】イベルラキランド
※自己フィードバック用の記事です。
1.構築概要
コンセプト
○を受けない。
○高速高火力ATによるDM強要、最終盤面における安定したスイープ
○威嚇+特殊クッションによる対応
選出
++ (:補完)
2.構築経緯
環境把握
GSルール黎明期であるところのS27の環境メタが+電気技の一貫切り(地面タイプ)である事はもはや明白であった。中でもチョッキ+HBのサイクル制圧力は凄まじく、禁伝枠がやに派生している構築も散見された。
一方で、の対応拒否力には目を見張るものがあり、珠ダークオーラの物理・特殊双方をケアする事が困難である上、最有利であると考えられるでさえ、特殊ジェットバーンや物理ジェットスチルアークを考慮すると後投げが成立しないという有様であった。挑発・身代わり・羽休めなども所持しており、運ゲー拒否・展開阻止・継続戦闘も可能で非常に優秀な禁伝の一体であるだろう。
また、一般枠においては前述のが最強で、環境TOPのカウンターである事は言わずもがな、件のチョッキ禁伝+HBという並びの対応範囲が広い事、従来の珠剣舞型の火力がバカにならない事は高く評価できた。
軸の設定
以上の観点から、確実にメタが張られるに関しては対策する側に回り、を通す方向性でPTを組むことにした。相方には、が対面不利であるに抗えるを採用した。GSルールでは一方の禁伝を完全に補完として扱ってもPTのパワーが大きく落ちる事がない為、は完全に盤面を整える駒として育成した。をより強く通すために相手のDM権を流し、サイクルに負荷をかけられる裏のクッションには、とを選択した。の汎用性については前述した通りだが、に加えなど、物理特殊双方のDMを考慮しなければならない環境においては、威嚇+の並びが特に優秀である事が採用理由である。
補完
ここまでで高速ATが少なく、相手の中速高火力サイクルに弱いことと、特に展開などにより自サイクルが疲弊する事を嫌って、挑発と蜻蛉帰りによる対面操作が可能なを採用した。今環境は禁伝を受けきる事が難しいことから、有限サイクルが多く、限られた行動回数の中で少しでも相手のHPを削らなければならないので、双方に拘りアイテムを持たせての運用を試した。こうして、以下のPTで暫く対戦を回す事となった。
修正
以上のPTで試行錯誤をするうちに、以下3点のフィードバックが得られた。
・の選出が最も汎用性が高く、過労死枠のに遂行速度が欲しい。
・をだけでの圏内に押し込むことが難しい。
・相手のがキツい。
このことから、の型を若干見直すと共に、に対して確実に役割が遂行できるを採用した。についてはあくまで裏のエースを通すためのクッションとして型が成立するように、電気玉を持たせた。
また、補完で採用していた対搦め手への駒であるについて、枠が足りずに選出が歪むことが多々あった為、基本選出するに挑発を持たせる事でこの問題の解消を図った。
以上の変遷を経て下記のPTが完成した。
3.個体解説
イベルタル
ダークオーラ@珠
悪の波動/デスウイング/身代わり/挑発
209(60)-135-115-176(196)-118‐166(252)
H:身代わりが地球投げを確定耐え・珠ダメ考慮10n-1
相手との対話を拒む破壊力と万能性は、相手に後手択を強要できてサイクルを優位に動かしやすかった。身代わり挑発による相手の展開阻止力と、特性ダークオーラによるS判定が可能な点は、受け攻めスイッチのエースとして十分すぎるスペックである。火力が申し分ない事は言わずもがなだが、環境TOPのザシアンに対して瞬間火力となる熱風が無い為、対ザシアン入りについては丁寧にサイクルを回す必要がある。
ネクロズマ
プリズムアーマー@ゴツメ
メテオドライブ/電磁波/ステルスロック/月の光
203(244)-178(4)-196(252)-×-130(4)‐98(4)
HB特化・余り振り分け
イベル入りの受け攻めサイクルにおいて、ステルスロックが自然に採用できる優秀なクッションが少ないという課題を当該ポケモンが鮮やかに解決した。(カバ・ラッキー・ハピナスなどは他の技の優先度が高くて採用が困難)優秀な種族値と特性により、基本的に及第点の役割遂行力は有しているが、このポケモンだけで相手のエースを見る事はできない為、裏のスイーパーと合わせて並びを崩す意識が非常に重要だと感じた。回復技もPPが8なので、見た目以上に有限資材といった印象。
ガマゲロゲ
貯水@電気玉
アクアブレイク/地震/投げつける/ステルスロック
207(212)-115-107(92)-×-133(204)‐94
HB:陽気鉢巻悪ラオスの暗黒強打耐え
従来の貯水ゲロゲはどくどくとステルスロックによって負荷をかける展開が多く、サイクルが長期化する事は当該構築にとって不利益だと考え、当初は採用を見送っていた。しかし最終日付近に友人からザシアンオーガに対して確実に役割が持てる点、電気玉を持つ事でエース展開にも繋がる点を評価して採用を薦められた為、試用するに至った。このルールにおいて特に強い「予想外からの電磁波」を実現したポケモンでもある。毒を受けに来たザシアンに麻痺が入る点が非常に偉い。
ランドロス
威嚇@オボン
地震/空を飛ぶ/岩石封じ/剣の舞
195(244)-166(4)-154(236)-×-101(4)‐114(20)
Sミラー意識・残りHB
当初は身代わり残飯ビルド型でナットレイやメタモンも合わせて見ていたが、本来見なければならない相手のザシアンやランドロスに対して、安定性と遂行速度に不安があった為、オボン剣舞型での採用となった。一度剣舞してしまえばその一貫性のあるアタッカー性能は顕在であると感じた。
ラッキー
自然回復@輝石
地球投げ/電磁波/甘える/卵産み
325-×-57(252)-×-156(132)‐86(124)
電磁波ラキテンプレート
カバラッキーのラッキー。今回は相方がネクロランドで完結していたのでカバは居なかったが、相変わらずPTの潤滑油として良く働いた。瞑想・珠・眼鏡オーガやイベルタル、物理ゲロゲなど、威嚇と合わせても対応し切れないポケモンは何種類か存在した為、瞑想ハピナスなども考察したが、此方のエースを通すという点では当該ポケモンの方が役割を持てると感じた為、最後まで続投した。
フェローチェ
ビーストブースト@拘り鉢巻
蜻蛉帰り/インファイト/トリプルアクセル/じごくづき
146-189(252)-57-×-58(4)‐223(252)
AS特化最速
高速高火力、技範囲が優秀で対面操作もできる。裏のサイクルで鉢巻インファイト圏内に入れるという明確な目標がある為、フェローチェを通す選出が出来た時はゲームプランの組立が容易だった。
4.未来への階
後日追記予定。
【S19構築記事】みがわり共有*積みサイクル
こんにちは、みえいです。本記事はシーズン19で使用した構築の紹介になります。結果はふるいませんでしたが冠環境で初めて積みサイクルを詰めたので思考過程残しておきます。
1.構築概要
コンセプト
○積みサイクル。
○みがわりを起点に試合のペースを握る。
○6体全てにDM権を行使でき、6体全てがDM権を放棄しても戦える。
勝ち筋と選出
①みがわり共有
orの「みがわり」から試合の主導権を握り、積みエースを先展開して相手サイクルの半壊を試みる。
選出: or+内2枚
②ダイマ誘発→全抜き
の鉄壁瞑想 or の異常耐久を軸にして相手のDM権を早めに消化し、裏の積みエースによる切り返し、全抜きを試みる。
選出:or+内2枚
③2サイクル→レヒレ詰め
内2枚で相手と撃ち合いながら情報を集め、お互いにDM権を消化後にでの詰めを試みる。
選出:内2枚+
採用個体
ガブリアス@オボン〔さめはだ〕
191(60)-188(164+)-116(4)-×-117(92)‐146(188)
最速80族抜き/DL調整/余り振り分け
ウツロイド@ハーブ〔ビーストブースト〕
メテビ/ヘド爆/アシボ/ステロ
185(4)-×‐77(76)-169(172)-152(4)-170(252+)
BB時S上昇調整/余り振り分け
熱湯/ドレキス/鉄壁/瞑想
177(252)-×-181(236+)-115-150-108(20)
HBベース/S同族意識20振り
ポリゴン2@輝石〔アナライズ〕
光線/冷b/アイテ/再生
191(244)-100-148(196+)-134(68)-115-72(-)
HBベース/C振り分け
H155エースバーンに対してダイアタック(威力150)が確定1発
サンダー@タラプ〔プレッシャー〕
暴風/身代わり/バトン/羽
197(252)-×-110(36)-146(4)-146(180+)‐125(36)
調整は以下記事を参照
ドラパルト@珠〔すりぬけ〕
アロー/ダイブ/文字/身代わり
163-172(252)-95-108‐96(4)-213(252+)
AS最速/DL調整
2.構築経緯
軸の設定
S18で結果を残していたにを添えた並びに興味を持った。絡みのサイクルに対し、地面タイプを経由して特殊クッションを置くことでサイクルを有利に展開することができる。「積み」を通す構築なので、特性天然や高耐久のポケモンに抗えるようにアシボを搭載し、この3体での突破が難しいに対して、打点を用意する為に→と変更した。結果的にはDM権を使用しなくても自身のSを上げることができる為、立ち回りがDMに依存しないフレキシブルな軸が設定できた。こうしてを構築の軸とした。
補完
→の変更に伴い、全体的に物理アタッカーへの対策が薄くなり、への負荷が問題となった。そこで広く物理を見ることができ、DMでの切り返しが可能なHBを採用した。
次に、積みサイクルが苦手なステロ欠伸展開に対して、でMFを展開しなくても抗えるよう、みがわりを持ったを採用した。元よりサンダー枠は設ける予定であったが、HCDLポリ2の著しい減少傾向のおかげで怪電波ではなくタラプでも十分に役割遂行が見込めたため、空いた技スペースにバトンを採用してパーティー内でみがわりを共有できるようにした。
最後にパーティー全体が特殊に寄っていること、足が遅めなこと、相手のの初手置きにリスクをつけたかったことから、を採用してパーティーを纏めた。
3.個体解説
ガブリアス
さめはだ@オボン
スケイルショット/地震/炎の牙/剣の舞
191(60)-188(164+)-116(4)-×-117(92)‐146(188)
当初、耐久振りのランドロス@オボンで運用していた枠。この枠に求められるのは最低限サイクルを回せるだけの耐久と、環境上位に止められない全抜き性能。ランドロスは地面技が通らない鋼タイプで簡単に止まってしまう為、特性の有用性を鑑みても役不足だった。代用を模索したところ、自然に炎打点が採用できるガブリアスが該当した。
ランドロスとの最大の差別化点は、ダイマ権を行使しなくてもスケイルショットで自身のSを上げられる点。これにより、DM権に依存せずにサイクルを回すことができ、フレキシブルな立ち回りが可能となった。(=裏にDM権を譲れる。)
Sラインは最速80族(カイリュー)抜き。+1で最速142族(ドラパルト)が抜ける。最速レヒレに抜かれている事、+1で最速フェローチェが抜けない事が懸念点。シーズン序盤はDLポリ2が猛威を振るっていた為、DL調整の為に努力値が割かれているが、最終週には絶滅していたので、準速あたりまでSを伸ばしても良かったかもしれない。何度もジバコイルに後投げしラスターカノンを被弾していたので、D振りが活きていたのも事実。
600族特有の「一度舞ったら止まらない」を体現し、積みエースとして十分な働きをしたといえる。
ウツロイド
ビーストブースト @ハーブ
メテオビーム/ヘドロ爆弾/アシッドボム/ステルスロック
185(4)-×‐77(76)-169(172)-152(4)-170(252+)
ガブリアスと同時に選出することで、サンダーのボルトチェンジを疑似的にシャットアウトしながらサイクルを優位に回せる。主な特殊クッションとして考えられるラッキー・ハピナスと違って攻撃力が高いため、裏にかけられる負荷量がかなり大きく、バンギラス・ドサイドンと違って足が速いため、不利対面でも最低限の仕事ができる点は評価に値する。
技構成は、積み構築メタの特性天然にリスクを付けられる「アシッドボム」、追加効果で負荷をかけられる「ヘドロ爆弾」、サイクル構築へのダメージソース兼ウォール媒体の「ステルスロック」、最大打点の「メテオビーム」で完結している。パワージェムは威力が低い為、草結びは打ちたい相手(ラグラージ・ヌオー・ドサイドン)を後述のポケモンで見ることができた為、採用しなくても困らなかった。
サンダーからみがわりをバトンした時の抜き性能が非常に高く、1ターンの行動保障をアシッドボムで最大限活かせる点が非常に優秀だった。
カプ・レヒレ
ミストメイカー@残飯
熱湯/ドレインキッス/鉄壁/瞑想
177(252)-×-181(236+)-115-150-108(20)
ガブリアス・ウツロイドでは勝てないウーラオス・ウオノラゴンに対する回答。従ってSは最低限振ってHBベースでの運用。有利対面で積んで要塞化を図る。また、試合序盤は安易に積まずに、熱湯を押して裏のポケモンへ負荷をかける動きを大事にした。鉄壁と瞑想の選択、押す回数を見極めるのは非常に難しかったが、順番さえ間違えなければ多くの選出を詰ませられる性能を保持していた。
ウーラオス・ウオノラゴンを別で見られるなら間違いなくSに振って上から積んだ方が強いし、Cに振ってドレキスの火力を上げて回復量を増やした方が強いと思う。
熱湯はサンダー、ランドロス、剣舞ブリザポスを焼く為、ストリーム媒体にして遂行速度を早める為に採用していた。ストリームがないと突破力がないため、急所被弾、状態異常で敗ける。
最終盤のポリゴン2は電気技を切っている個体が多かったため、カプ・レヒレで起点にできるケースが多かった。(電気技持ちはアイアンテールを切っているのでウツロイドで見れる。)
ポリゴン2
アナライズ@輝石
破壊光線/冷凍ビーム/アイアンテール/自己再生
191(244)-100-148(196+)-134(68)-115-72(-)
カプ・レヒレの負荷を軽減する、カプ・レヒレで見れない物理ATに後投げすることを目的に採用した。構築単位でエースバーンが受かっていない為、最低限対面処理するためにCに振り分けた。その為、特性はアナライズ、破壊光線を覚えさせての採用とした。
氷4倍勢に対しての負荷は言わずもがな、サイクルの中で撃つ威力150ダイアタックが思いのほか強く、数的有利を早めに取ることに貢献した。DM権を消費した後も、詰めの一手として破壊光線を打てる点が対面性能を底上げしていたように感じる。
3枠目はイカサマとアイアンテールを入れ替えて使っていたが、終盤にキュウコン・ブリザポスが増えた事と、ウツロイドに対して抗えるようになる事から後者を採用した。ダイスチル媒体となり、自身のBを能動的に挙げられる点はパーティーコンセプトとも合致していたように思える。
サンダー
プレッシャー@タラプ
暴風/身代わり/バトン/羽
197(252)-×-110(36)-146(4)-146(180+)‐125(36)
積み構築が苦手なあくび展開に対して、みがわりから入り先展開を目指す。既に開拓されていた型ではあるが、みがわりタラプバトンタッチがシンプルに強かった。
調整は色々なものを耐える偉い調整をそのまま拝借した。
・H-B:A182悪ウーラオスの鉢巻暗黒強打を15/16で耐え
:A114,S0ナットレイのジャイロボールをみがわりが14/16で耐え
:A130 ラグラージクイックターンをみがわりが15/16で耐え
・H-D:C146サンダーのボルトチェンジをみがわりが確定耐え
元々DM性能が高いため、みがわりとタラプを見て悠長な行動をしてくる相手をダイジェットで咎めることができる他、上昇したSをそのまま裏に引き継げる点が非常に優秀だった。
構築にサンダーがいることで相手の選出が透けることも多々あり、試合展開を組み立てる上でも役に立った。
終盤すりぬけドラパルトが一定数いたことだけが、誤算であり逆風。
ドラパルト
すりぬけ@珠
アロー/ダイブ/文字/身代わり
163-172(252)-95-108‐96(4)-213(252+)
もう1体の初手置きみがわり要因。環境上位のほぼ全てのポケモンの上を取っている為、ほぼ全ての対面でとりあえずみがわりを置いて相手の様子をみることができる。
ゴーストタイプの一貫がある構築に対して雑にDM権を使用し、ダイホロウでパーティーを半壊させる動きは相変わらず健在であり、DMが切れた後でもHPを17だけ残しておけばスイーパーとしての働きが見込める点は本当に強かった。
みがわりを見せた時点で炎打点を切って立ち回るプレイヤーに対して、大文字がよく刺さった他、補完として選出することが多かった今回のドラパルトに竜の舞が欲しいと感じたシーンが少なかったため、3枠目は大文字で良かったと思う。火炎放射でない理由は珠放射でH252D4振りナットレイが落とせない為。
4.苦手な並び・ポケモン
(HCDL)
5.総括
冠環境で初めて、受けない構築を組んだ。
コンセプトも並びも割と纏まったシーズンだったと思う。
選出の仕方と最終盤面の詰め方をもっと勉強したい。
20はおろか19も遠いねぇ……。
最終レート1839・906位(118勝88敗)
2021年7月2日 みえい
【S18メモ】スカーフランド+ハピドヒド
おぼえがき。
○構築概要
↑みえ*17ってかいてあるけど18だ。
コンセプト
に対してを経由してを投げることでボルトチェンジを打たせず、攻めサイクルに不利を取らないようにサイクルをまわす。
の毒を積極的に活用し、相手のサイクルを疲弊させての圏内に入れ、スイープする。
○調整など
ランドロス@スカーフ
地震/雪崩/蜻蛉/ステロ
165(4)-197(252)-111(4)-×‐101(4)-156(244)
ミラー時に後攻とんぼする為に最速-1。残り振り分け。
ハピドヒドを介護できる高速AT枠。
サンダーのVCを無効化することでサンダーラオスに一方的なサイクルを回させないこと、威嚇と合わせることで疲弊しやすいドヒドの負担軽減が期待できる。
ハピナス@ヨプ
冷b/マジシャ/瞑想/産み
331(4)-×-68(252)‐114(148)-168(100)-76(4)
マジシャで悪ラオス確1
悪ラオスを対面突破してもサンダーを見られる体力を残すために為ヨプの実採用。
C特化すれば水ラオスもダイフェアリーで高乱数1発になるが、長期的にサイクルを回すことを考慮し、耐久に多めに回すこととした。
ドヒドイデ@ヘドロ
どくづき/毒/トーチカ/再生
157(252)-83‐224(252)-×-163(4)-55
HB特化
後述するヒヒダルマの選出圧力によりレヒレが確定で選出されるので、レヒレに対して強く、裏のポケモンに負荷をかけられる技構成を目指した。
霧がないとミミドラパなどの積みATがキツくなるが、ミストフィールドなどのターン管理ができる点と毒ダメージの負荷を大きく評価し、トーチカの採用に至った。
ヒードラン@残飯
マグスト/鬼火/みがわり/挑発
193(212)-×-132(44)-150-173(252)-97
ほぼHD特化・みがわりがヒトデの熱湯確定耐え
テッカグヤ・ナットレイ・カミツルギなどの鋼タイプ並びにドヒドイデやナマコブシといった毒を撒くクッションが構築単位で重たい為、補完で採用した枠。
カタログスペックは保障されているが、マグスト鬼火の命中不安が最後までネック。
ヒヒダルマ@タスキ
氷柱/炎P/地震/欠伸
180-212(252)-75-×-76(4)‐205(252)
AS最速(※数値はダルマモード時)
言わずもがな、環境TOPを縛れる技範囲とダルマモード発動時に汎用高速ATの上を取れるようになる素早さが非常に優秀。
ランドハピドヒドが通せない時に対面的な選出をしたり、ストッパーとして起用したりする上で非常に器用なポケモンであったと思う。
カイリュー@弱点保険 ⇆ タラプ
逆鱗/ウイング/竜舞/羽
197(244)-155(4)-120(36)-×-121(4)‐140(220)
最速75族抜き(1舞でスカ―フノラゴン抜き)
DL調整サイクル適正がある抜きATを探したときにカイリューに落ち着いた。
詰め性能をあげたい場合はサンダーに対して安定するタラプ、瞬間火力や処理速度を求める場合には弱点保険での起用が望ましい。カイリューでTODする機会が少なかったので、最終的には弱点保険で通した。
冠環境わかりません。
2021年6月1日 みえい