唯だひとつ 永きに弥る ものがたり

ポケモン剣盾における構築記事やメモ落とします。

【S12思考整理】初めてのとんぼがえり×ボルトチェンジ!

※自分用の反省記事です。

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 1.構築概要

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コンセプト

蜻蛉帰り+ボルトチェンジで常に有利なサイクルを形成し、そのアドバンテージを失う前にダイマックスで詰め切る。

選出

サンダー電@2

2.構築経緯

軸の設定

 環境の中心がサンダー電であり、このポケモンをどう通すか、どう受けるかという事を主題に組まれた構築が多かった為、一度サンダー電を相手に示した後で、ボルトチェンジから優位にサイクルを回す構築が強いと考えた。(最終盤に流行したサンダー電ウオノラゴンに着想を得た。)

 ボルトチェンジからさらにサイクルを回したかったので、ウオノラゴンではなく、蜻蛉帰りが自然に採用できるウーラオス水を相方として採用した。

補完

 ウツロイドのような初手にサンダー電が対面した後に手が付けられなくポケモンがいる構築に対してのサブプランとして、初手性能が高くスイーパーとしても機能するフェローチェと、またこのポケモンと相性のいいゴリランダーを第2のサイクルの軸として採用。

 基本的にはサンダー電のDMを通して勝利を目指す構築だが、選出画面で難しいと判断したときに第二のエースを用意出来るように、対応範囲の広いカイリューを採用。

 ここまでで、似たようなコンセプトの構築とミラーする時に常に択が発生するのを嫌ってPTにステロを採用したかったので、サンダー電に弱くないサイクルパーツ(兼クッション)としてラッキーを採用して構築が完成した。

3.個体解説

サンダー

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性格  :ひかえめ

実数値 :189(188)-×-110-182(164)-105-140(156)

調整意図:H→珠ダメ最小/できるだけ高く

     S→最速75族ウオノラゴン抜き

 シーズン12を象徴するポケモンボルトチェンジをサンダーを受けに来たポケモンに打つことで、優位にサイクルを回す。後述するポケモンと併せてその圧力故に、相手の交代を常に強要し、裏の受けポケモンに回復する隙を与えさせない動きが、最終的にこのポケモンを通す上で非常に重要だった。

水ウーラオス

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性格  :いじっぱり

実数値 :175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)

調整意図:ASぶっぱ

 技範囲・特性・水流連打の確定急所がマジで壊れている。物理方面であればそれなりに固いので回数と盤面は限定されるが後投げも可能。今期はランドロスの台頭により、意地で採用すると+1最速ランドの上を取れないというデメリットが生じるが、陽気で採用すると、DMエースバーンへの乱数が大きく変動してしまう為、意地で続投した。今後変更の余地あり。

フェローチェ

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性格  :ようき

実数値 :146-189(252)-57-×-58(4)-223(252)

調整意図:ASぶっぱ/ ドラパルト&ミラー意識最速

     D→DL調整

 速いは正義。相手のウーラオスに対して、悪であればインファイト→フェイント、水であればゴリランダー引き、という動きが非常に強力であった。HPが1でも残っていれば、先制技のないポケモンを上から叩けるので、安易に切らずにスイーパーやクッションとしても重宝した。

ゴリランダー

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性格  :いじっぱり

実数値 :187(92)-194(252)-110-×-111(164)-105

調整意図:H→余り

     A→特化

     D→DL調整

 「HPが1でも残っていれば」ポケモンパート2。グラスラで数多のポケモンを縛ることができるほか、ウドハン・馬鹿力による想定外の火力を押しつけることができるのが偉かった。叩きを切っているのは、急増したナットレイに打点を持ちたかったことと、一番叩きを打ちたいテッカグヤが環境に少なかったことが理由。(本当は採用していけ度技スぺ)

カイリュー

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性格  :ようき

実数値 :197(244)-155(4)-120(36)-×-121(4)-140(220)

調整意図:H→できるだけ高く

     D→DL調整

     S→最速75族ウオノラゴン抜き

 友人から知恵を授けてもらって採用した。サイクル、ダイマエース、スイーパーと、幅広く対応することができるユーティリティーポケモンであった。タラプの実を持たせることで、サンダーと打ち合ったり、TODを行ったりすることができる点が非常に偉い。最終日、サンダー対面で3回、ポリ2対面で1回TODして貴重な勝利をモノにした。原案では意地での採用となっているが1舞で最速のスカーフウオノラゴンを抜いておきたかった為、陽気で採用。

ラッキー

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性格  :ずぶとい
実数値 :325-×-62(252)-×‐145(156)-83(100)
調整意図:B→特化
     S→無振り60族+3

  ステルスロックをサイクルの中で自然に撒くことができる最強のポケモン。電磁波は一番刺したいサンダー・ボルトランドなどのアタッカーに無効であるため、初めてうたうを採用した。やることがないときに押すイメージ。(特殊ポケモンに対しては打ち放題)伴って、麻痺したポケモンを抜くためのS調整が不要となった為、必要最低限のSを確保し、残りは耐久に回した。

4.苦手な並び

カバルドンサンダー電ナットレイウツロイド@2

S12共有パに勝てなかった。

他多数。

5.総括

 中盤にあまりポケモンを触ることができず、構築が煮詰まり切らないまま最終日を迎えたのが非常に悔しい。結果的に終盤の環境の変化についていくことができず、最終日にカモられた格好になってしまったと思う。
 個人的には攻めサイクルのようなコンセプトの構築を始めて握り、感触は悪くないと感じていたので以降の糧としたい。
 記事として残せるような誇らしい結果を残すことはできていないが、いつもの如く、今後の自身の為、自分が書きたくて書いた。
 

最終日最高900位くらい、最終2500位とか。

 2020年12月8日 みえい