唯だひとつ 永きに弥る ものがたり

ポケモン剣盾における構築記事やメモ落とします。

【S7構築記事】『カチカク*トリック』~オーロラベールに御香を添えて~【最終487位/レート1931】

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 プロローグ ~シーズン7おつかれさまでした~

 みなさんどうもこんにちは!ミエイと申します!初めましての方もそうでない方も、今後ともどうぞよろしくお願いします。今回は人生で初めて、最終3桁前半順位という目標を達成することができました。ずっと目指していた結果だったので感慨もひとしおです。そんなわけで、今回も使用した構築の概要をまとめておこうかと思います!

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 ↑今期から導入したサブロムです。「TN:ようちえんじ」
   因みにメインロムの「ミエイ」は溶けました。最終レート1850弱とか。

 是非お付き合いください!…と申し上げたいところなんですが、今回もミエイらしく、がっつり今シーズンを振り返って色々書いていこうと思います(笑)(マジでがっっっつりだらだら書きます)構築の中身だけとりあえず知りたい!!って方は是非1章の概要だけ目を通してくださったら本当に嬉しいです。時間がある方は是非ミエイの自分語にどっぷりつきあってやってください!
 ついでに近々、最終日の動画を以下のチャンネルにてアップロードすると思います。どうかチャンネル登録をしてお待ちいただけたら、これほど嬉しいことはありません。お願いします!!!

7/3追記 第1弾アップロードしました↓
「受け出し不可‼珠ラプラスの火力を信じて選出し続けたらS7最終487位達成‼」

 7/5追記 第2弾アップロードしました↓
「選出時を見極めると確実に2体以上もってくエースバーンが結局最強だった‼」

7/7追記 第3弾アップロードしました↓
「8世代最強のスイーパー『残飯ドラパルト』が硬すぎて大逆転劇連発‼」

それでは以下エピローグまで常体で失礼します。

1.構築概要

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レンタルPT公開してます。S8は環境が変わるので実用はないと思いますが、気になる方はご自由にお使いくださいm(.__.)m

コンセプト:初手ダイマでPTを半壊させて、ミミの呪いとドラパのみがわりで詰める。

ラプラス ミミッキュ ドラパルトドリュウズ サニーゴ霊 エースバーン

ラプラス  :ひかえめ  C252-D4-S252
ミミッキュ :いじっぱり H4-A252-S252
ドラパルト :むじゃき  H236-B252-S20
ドリュウズ :ようき   A252-B4-S252
サニーゴ霊 :ずぶとい  H252-B252-D4
エースバーン:ようき   H4-A252-S252

  • 基本選出 → ラプラス ミミッキュ ドラパルト(選出の8割が基本この3体)
  • 相手のPTに威嚇ポケモン( ギャラドス ウインディ ガオガエン )がおらず、エースバーンの処理を状態異常に頼っているPT(=ラムの実エースバーンがガン刺さりなPT)に対してはラプラスの枠をエースバーンに変えて運用していた。
  • ドリュウズ サニーゴ霊はほぼ「見せポケ」として運用された。(詳細後述)一応、ドリュウズはPT的に重いパッチラゴンメタ、サニーゴ霊は同じく重いドリュウズオノノクスのメタとして採用している。

理想の勝ち筋
①初手ダイマ枠(ラプラスエースバーン)で相手のポケモンを1.5匹~2匹持っていく。

(信じられないかもしれないが意外と実現する。詳細後述)

②相手のダイマに対しミミッキュの皮を盾に「まんぷくのおこう(=こうこうのしっぽと同効果)」をトリックし、呪いを入れて退場する。

ドラパルトで上からみがわりを置き、相手を呪いダメで落とす。

ラプラスエースバーンが相手を削り切れず、相手の2匹目がダイマを切ってきた場合は、ミミッキュで御香をトリック後に電磁波を入れて、ドラパルトでみがわりを置きつつ麻痺バグを狙い、みがわりを残したまま、相手の3体目と対面することを目指す。

ラプラスエースバーンがなんらかのトラブルで相手のポケモンを1体も倒せなかった場合、敗戦濃厚。従って、構築相性が悪い場合は積極的に読みを決めていく必要があった。(とはいえ基本的に安定行動をとっていれば1体以上は持っていける笑)

2.構築経緯

 S6で使用していたバンギラス アーマーガアの並び(詳しくは以下記事を参照)を今期も詰めていこうと思っていた矢先、夢特性御三家の出現(特にエースバーンのことな!?)により、S6環境トップメタであったラプラスミミッキュの並びが減少し、S7の汎用的なPT(=エースバーンエース構築)に役割を持つことができなくなったため、PT解体を余儀なくされた。

 鎧の孤島で解禁されたポケモンは今期ランクマ環境に参戦することを許されなかったものの、御三家の夢特性解禁や教え技の解禁による環境の変化は著しく、1週間強でそれを把握し、環境にメタを貼るのは難しいと感じて、シーズン中盤に受けよりのサイクル構築を組むことを断念し、今後の糧とするためにも未だ挑戦したことのない対面構築での挑戦を行うことを決意した。
 そこで、前期(S6)結果を残している対面構築の構築記事をいくつか再読し、その中でも、何度かツイキャスを通して動かしを拝見し、PTを動かすイメージができためろーるさんの「追い風イワキッス」構築を軸にPTを組み始めた。この構築は初手ダイマックスで相手のPTに負荷をかけ、エルフーンの追い風からハチマキヒヒダルマ氷の超火力でスイープするという構築であり、そのダイマックス枠には現環境で強そうな3体のポケモンをピックアップして、以下の並びでPTの仮組みを行った。(尚、フワライドに関しては対エースバーン用の切り返し枠として採用されたが、ここでの詳述は控えることとする。後日単体考察記事を投稿予定)

 エースバーン トゲキッス ロトム飛 フワライド  エルフーン  ヒヒダルマ氷

 しかし、前期結果を残しているPTであることから、エルフーンヒヒダルマ氷の型バレによるスイープの難易度上昇や、環境に多いエースバーンヒヒダルマ氷よりも素早さ種族値が高いことなどから、勝率を維持できなかった為、「初手ダイマックス」というコンセプトはそのまま残し、詰め筋として、より確実そうなミミッキュドラパルトをスイープ役として採用してみたところ、とても感触が良かった為、この並びを本採用することに決めた。この詰め筋は、前期結果を残しているヒアサムさんの「初手ダイマックス展開~Raise~」に着想を得たもので、ダイマックス枠にはエースバーンと相性の良いラプラスを採用されていた(詳細後述)。これを参考にした並びを改めてPTの仮組みとした。

 パーティーを使用していく内に、詰め筋の肝となるミミッキュの鬼火や電磁波がラムの実を持ったポケモンに通らずに負ける試合が頻発していることに気づき、ラムの実持ちにも確実に仕事をするため、ミミッキュに「まんぷくおこう」を持たせてそれをトリックすることで対策とした。(ラムの実とまんぷくおこうを交換し、次ターン確実に相手のポケモンに電磁波や呪いを入れる狙い)この変更により、ミミッキュの化けの皮を無視して上から殴れるスカーフドリュウズオノノクスの処理ルートが消失したため、役割を代替できそうな(+選出圧力になる)サニーゴ霊をPTに組み込む事を決めた。
 また、ダイマックス枠にエースバーンラプラスを採用している関係で、両方に対面から打ち勝てるパッチラゴンがパーティー単位でめちゃくちゃ重かった為、行動保障最強アイテム「きあいのタスキ」を持たせたドリュウズを採用し、以下の並びが完成した。

 エースバーン  ラプラス  ミミッキュ  ドラパルト ドリュウズ  サニーゴ霊 

  それでは各個体の紹介に移ろうと思う。

3.個体紹介

ラプラス

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性格  :ひかえめ
実数値 :205-×-100-150(252)-116(4)-112(252)
調整意図:ふぶき媒体のキョダイセンリツでHBカバルドンが確定1発
強み  :予想外の火力・予想外の素早さ・絶対に急所による事故が発生しない

 最強のポケモン。受けようと思って安易に受け出ししてくる数多のポケモンを屠った。筆頭がナットレイで、ふぶき媒体のキョダイセンリツが相手の残飯回復量込みでも余裕の確定2発。タラプの実アーマーガアをセンリツ→サンダーで飛ばしたときは目を疑った。そもそもこのポケモンのメインウェポンとなっているフリーズドライという技がぶっ壊れ性能であり、水タイプにも抜群になってしまう為、見れる範囲が広く、「フリドラの一貫がある」という状況に多く遭遇することとなった。
 また、対面に関してもこのポケモンの火力を嘗めた行動をするポケモンが多く存在し、その度に威力140のキョダイセンリツで「わからせて」いた。例えば耐久無振りのドラパルトダイマックス権を切れば「絶対零度媒体のキョダイセンリツ」を余裕で耐えるが、「ふぶき媒体のキョダイセンリツ」はそれに命の珠の補正をかけることでしっかり確定1発でドラパルトをトばせるのである。尚、絶対零度ではなく吹雪を採用しているのは、調整意図の欄にも書いたように、命の珠補正吹雪媒体キョダイセンリツでHBカバルドンを確定で落とせるためである。
 ラプラスダイマックスを利用して、相手のポケモンを2体持っていくという「ラプラス・タクティクス」に説得性を持たせるために、私はまだまだこのポケモンの†最強†であるが所以を説明せねばなるまい。第三に挙げられるのがそのスピードである。この個体はSの努力値を252振り切り(準速)で採用している為、Sに努力値を割いていないロトム水ストリンダー高アーマーガアなどの上をとることができる。これにより、単純に行動回数の優位によって相手のPTに想定の倍の負荷をかけることができるのである。
 最後に挙げられるのがオーロラベールとのシナジーの良さである。このポケモンは特性シェルアーマーにより、たとえピントレンズを持ったトゲキッスであってもその技が急所に当たることは絶対にない。また、素の耐久指数もかなり高く、壁がある場合の耐久力は使用しているこちらでさえ、ダメージ感覚が狂うほど硬い。使用者でさえ狂うダメージ感覚は相手にとっても同様であり、例えば1度剣舞を使用して攻撃ランクが2段階上がったミミッキュのダイホロウなどは非ダイマックス時のラプラスに対して6割程度しか入らない。このように「意表がつける」という強みを相手に押し付け、初手ダイマックスで相手PTの半壊を誘発していた、まさに本構築のMVPといって差し支えないポケモンがこのラプラスである。
 翻って、初手のパッチラゴンとハチマキゴリランダーには歯が立たず、前者は避けることで(あとPTにドリュウズいるから初手から電撃技ふってんじゃねぇ、という技選択圧力)、後者は一度ドラパルトに下げてウッドハンマーをくらうことで対策としていた。
 余談であるが、このポケモンは自覚の強さも半端なものではなく、初手のアシレーヌムーンフォースの追加効果であるCダウンを引いたのは300戦近く行った対戦の中でただの一度のみ、フリドラの氷や雷の麻痺、その他技の急所を引く頻度にも目を見張るものがある、まさに「神」個体であった。できることなら来期も苦楽を共にしたいものである。

エースバーン

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性格  :ようき
実数値 :156(4)-168(252)-95-×-95-188(252)
調整意図:準速にして確定数がずれる明確な役割対象がいないためミラー意識最速。

 ラプラスに比べて書くことはそんなにない。(今更書かなくてもこのポケモンの強みは全ポケ勢が知っている事だろう)先述したラプラスほど「意表をつく」という行動ができないため(全員こいつが何してくるか知ってるし、ダメ感とかS関係も周知の事実)、よほどラプラスが通せないか、エースバーンの対策が薄いPTに対してしか選出しなかった。基本的に「PT6体の見た目」でエースバーンへの対策が薄いPTは、このポケモンの処理を電磁波や鬼火に一任している場合が多いので、その場合は状態異常技を打ってきたポケモンを起点にSやAを上げ、裏に大きく負荷をかけることに成功していた。
 また、ラプラスを見て初手に投げられるポケモンエースバーンの起点になることも多く、イージーウィンを獲得した試合も何度かあった。
 命の珠を持っていると性格をいじっぱりにすることでドヒドイデを乱数2発で落とせるなど、利点があるらしいが、今回はラムでの採用なのでミラー意識も兼ねて最速で運用。技構成に関しても、初手ダイマックスで基本的にSがあがる為、ふいうちが欲しくなることはなかった。(ダイアークしか打点がないような相手は基本的にラプラスで見られる。)鬼火ケア、天候操作技のダイバーンとミミッキュをはじめとする物理アタッカーに対して負荷を懸けられるダイスチルは使い勝手が良く、これで落ち着いているように感じた。(5枠目が許されるなら対ドヒドイデに安定するしねんのずつきが欲しい…)

ミミッキュ

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性格  :いじっぱり
実数値 :131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
調整意図:最速運用していたつもりだったが準速だった。御香トリックする為、不自由はなかったが、最速運用orHA意地で使ったほうが役割は持たせやすかったかも。

 元々は「じゃれつく/鬼火/電磁波/呪い@こうかくレンズ」での採用だったが、勝ち筋の多くが電磁波と呪いを入れてドラパルトにつなぐ場合であったことと、環境トップメタのエースバーンのラムの実採用率が無視できないほど高く、ドラパルトが上からみがわりを張るための電磁波が無効化されるという事態を重くみて、以上の技構成と持ち物に変更した。「まんぷくおこう」を持っている点、「かげうち」を切っている点から、スイープ性能が極端に低くなるが(例えばミリ耐えされた相手のポケモンを上から処理することが不可能になり、必ず皮を割られてしまう)、ラプラスエースバーンの初手ダイマックス組の荒らし性能及び場持ち性能が高すぎる点、ドラパルトのスイープ性能が高すぎる点を鑑み、上記の技構成に変更して初手ダイマックスが成功した際の勝利確率を大幅に上げることにした。(逆に初手ダイマックスがコケてしまった場合は敗戦濃厚という事で割り切ることにした。)結果的に技の変更が功を奏し、サブロムをビギナー級からマスターボール級に挙げる際には21勝3敗という驚異的な勝率をたたきだすことに成功した。しかし、シーズンが終了した今、この決断が上位帯で勝ち切れなかった理由の一つかもしれないと感じていることもまた事実である。もう少し汎用的な対応策があったことは確かだ。
 尚、初手ダイマックスがコケた場合には、安易に呪いで切らずに、電磁波による麻痺バグを狙い、ドラパルトのみがわりを残して裏のポケモンと対面することを心掛けていた。

ドラパルト

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性格  :ずぶとい
実数値 :193(236)‐140-127(252)-120-85-181(20)
調整意図:H→残飯最高効率・B→振り切り・S→余り(最速112族抜き)

 こいつ本当にドラパルトか?と思うほど硬い。汎用アイテムである「残飯」を誰にもたせるか、という問題は非常に難しい問題で、多くのポケモントレーナーの頭を悩ませてきたことと思うが、今期めでたく結論が出たと言っても過言ではない。理想の試合運びにおいては、相手のラスト1匹に呪いが入った状態で出番が回ってくるので、みがわりを押す、ただこれだけがこのポケモンの仕事である。ただし現実はそれほど甘くないため、呪いの入っていないエースバーンと不意択をしたり、ミミッキュに鬼火を入れるところから始めなければいけない場合も多々あった。特に対面構築においてはスイープ役としてミミッキュドリュウズが採用されることが多く、相手のラス1を張ることも少なくないので、対面から一般的なミミッキュドリュウズに勝てるのが本当に偉かったと思う。また、初手のラプラスが相手のゴリランダーと対面してしまった時に、ハチマキウッドハンマーをケアするためのクッションとしても活躍してくれた。その場合、ドラパルトの残飯を見た9割のハチマキゴリランダーは裏のポケモンに引いてくれるので、こちらもそれにラプラスを合わせてセンリツを打っていた。

ドリュウズ

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性格  :ようき
実数値 :185-187(252)-81(4)-×-85-154(252)
調整意図:少しでも行動保障が欲しいので最速。

 対パッチラゴン専用機。基本的にはラプラスミミッキュドラパルトと投げたいのだが、相手のPTにラプラスがぶっ刺さっており(=パッチラゴンででんげきくちばしを打つぐらいしないとPTが半壊する)、ドリュウズに対する引き先(アーマーガアなど)を用意できるPTに関しては、ラプラスドリュウズドラパルトのような選出をしていた。ただラプラスミミッキュドラパルトの安定感が半端ない為、ドリュウズに対して明確に有利がつけられるポケモンがいない場合は、初手パッチラゴンと対面した際に「裏にドリュウズ居るから電気技打てねえよなあ」という顔でキョダイセンリツを打っていた。(PTの特性上、こちらも安易にドリュウズに引いてパッチラゴンにダイジェットを合わせられようものならPTが半壊するので、下手のことはできない。)

サニーゴ霊 

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性格  :ずぶとい
実数値 :167(252)-×-167(252)-×-121(4)-50
調整意図:物理受け要員なのでB方面最硬。

ミミッキュまんぷくおこうを持ったことにより、かたやぶりドリュウズに対する処理ルートがなくなってしまう為に採用したが、このポケモンも安易に選出してしまうと、相手のポケモンの起点になってしまう為、見せポケのような感覚で採用していた。(選出圧力)幸いにも、今期のドリュウズはすなかきATが多いイメージで、襷かたやぶりのような型は基本的に初手のダイマ枠が処理することになるのでそこまで困ることはなかった。スカーフかたやぶりATドリュウズに関しては、元からミミッキュが勝てないので、ある程度割り切っていた。(ドリュウズは対面からドラパルトの処理が可能だった為、ある程度誤魔化しが利いた。)同じかたやぶりのオノノクスに関してはドラパルトでの処理が望めないので、オノノクス入りのPTに対してはほぼ100%選出した。

4.立ち回り

①初手ダイマ枠(ラプラスエースバーン)で相手のポケモンを1.5匹~2匹持っていく。基本的にはキョダイセンリツ/ダイジェットorナックルから入る。

※2匹持って行けたらその時点で勝ち確定。(アイへ怯みは考慮しない。)

②相手のダイマに対しミミッキュの皮を盾に「まんぷくのおこう(=こうこうのしっぽと同効果)」をトリックし、呪いを入れて退場する。

ドラパルトで上からみがわりを置き、相手を呪いダメで落とす。

ラプラスエースバーンが相手を削り切れず、相手の2匹目がダイマを切ってきた場合は、ミミッキュで御香をトリック後に電磁波を入れて、ドラパルトでみがわりを置きつつ麻痺バグを狙い、みがわりを残したまま、相手の3体目と対面することを目指す。3体目に対してはみがわりを盾に鬼火を入れたり、ドラゴンアローで削ったりして、勝ち筋を拾いに行く。

5.感想

 人生で初めての「最終3桁」という結果に対して、素直に喜びの感情が大きい。今まで扱ったことのなかった対面構築に触れ、その動かし方を一月を通して学ぶことができたのは大きな収穫といえるだろう。一方でやはり上位帯で勝ちきれないプレイイングの甘さが散見され、自身の対戦に対する甘さを実感せざる得なかったシーズンだったと感じる。特に、不利状況における勝ち筋の追い方に課題が残ると感じた。対面構築はサイクル構築と違って基本的に「やり直し」が許されない為、一つ一つの択をもっと丁寧に、俯瞰的にとらえて行えるように、今後精進していきたいと思う。
 構築に関して、基本の選出が強すぎるが故に、基本選出の補完枠を開拓することを怠ってしまったことがひどく心残りであった。少しずつポケットモンスターの基本的な知識を身につけ、結果を残したPTの並びや環境の流れを把握しながら、メタを張れるような切り札を用意していきたいと思う。
 …と長々書いては見たが、まずはこの混沌とした環境の中で、目標としていた最終3桁を達成できたことに関して本当に嬉しいことに変わりはない。これをバネにして、また来期頑張りたいと思う。改めて、今期構築相談に乗ってくださった全てのポケ勢の皆様方に感謝の意を表して、感想の結びとしたい。

エピローグ

 と、いうわけでS7の構築記事をしたためさせて頂きました!最終日に録った対戦の様子を今後少しずつ編集して以下のチャンネルでアップしていきたいと思いますのでもしよければ是非見てやってください!

www.youtube.com また、本記事とは全然関係ありませんが、現在毎週水曜日にランクマ準拠の仲間大会「ミエイ杯」を開催しております。パーティーの調整などを目的に参加される方が多くいらっしゃいます、もしよければ是非こちらの大会へのご参加も検討されてみてはいかがでしょうか!最新の大会要綱はこちらのみえブロ!@Pokemonから確認確認することができます!

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 大会開催の経緯につきましてはこちらでアナウンスしておりましたので、是非ご覧ください!ちゃっかり宣伝でした☆
 何かお気づきの点がありましたら、私のTwitterミエイ(@Miei_pokemon) | Twitter」やこちらのブログに併設されているお問い合わせフォーム「お問い合わせフォーム - みえブロ!」までご意見お寄せいただけますと幸いです。
 それではこの辺で筆の方を置かせて頂きます!ここまで読んでくださった全ての読者さんに感謝です。

Speciel Thanks

対面構築の相談並びに記事引用ご快諾頂いた”めろーるさん”
今期PTの軸の参考にさせて頂き、記事引用ご快諾頂いた”ヒアサムさん”
PTの調整とプレイイングのアドバイス並びに最終日共に闘った”あるてまさん”
同じ並びを詰めて情報共有しつつ、最終日共に闘った”れもんてぃさん”
いつも配信を見守りつつ、最終日共に闘った”コウイチさん”
神のラプラスを漢の1本釣りで捕獲して譲ってくれた”オリエントさん”
そして、みえいのランクマへの挑戦をいつも応援してくださった皆様

 

メイン:TNミエイ   /最終順位1358位/最終レート1846
サブ :TNようちえんじ/最終順位487位  /最終レート1931

2020年7月1日(水) ミエイ

 

7月6日(月) 解説動画のリンクを追記、ミミッキュの調整ミスについて追記